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湯河原行き準備のため、鈴木の車で湯河原へ。ペーパードライバ久々の出陣とのことでスリルを味わう。車が鈴木、越野、俺。バイクで井上。小田原からの山道でトラックにあおられたりといったサスペンスもあったらしいがその時寝ていた。
しかしよくあんな大きな鉄の塊を電柱や人や他の塊にぶつけずに動かせるものだ。怖い。
伊豆の付根熱海脇の温泉街湯河原には鈴木の祖父母の家があり、半民半宿の生活を営むと伝え聞く。夏になるとある者は東海道線を電車で、ある者は東海道を自転車で南下し、お邪魔するのが石川台中学鈴木友人連中の習い。自転車80kmの旅は台風が来たり道に迷ったり自転車が壊れたりチンピラに絡まれて自転車を壊されたりと面白いのだが、ここ数年は早朝に出発して一気に走りきる手法が確立し、安定してきたことが問題となってきた。
そこで今年は徒歩でのアプローチが提案され、採択され、その道筋の確認とPS2やら着替えやらをあらかじめ運ぶために車が走るわけだ。
東京都大田区東雪谷から湯河原、曲がりくねっても100km。徒歩は時速5kmというから、20時間。陽射しを避けて夜歩くとして10時間づつで2日。しょせん山野を行くわけではなく、一個の巨大な都市の中を歩くのだから、常にコンビニとファミレスがあり、困ったら電車に乗ってしまえば良い。といった目算。
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バンは無事到着。ボーリングやタイタン、桃太郎電鉄をして遊ぶ。タイタンは「オープンタイタン」を試す。誰でもいつでもスタックの内容を見ることができるタイタンだ。他プレイヤの動きと増殖を確認しておくストレスが大幅に軽減される。カードカウンティング等、他プレイヤーの手札を記憶するのは好きでないので、気に入った。
桃太郎電鉄Vは越野、俺、コンピュータの3プレイヤで20年。14年目、俺圧勝中で中断。多数の都市を独占・シェルタ建設する。コンピュータは動きがぬるく、越野は序盤にキングボンビにがりがり削られて軌道に戻れない。
Vメモ。シェルタが強い。ゴジラ来襲や火山噴火、隕石落下などのイベントをすべて防御できる。キングボンビ以外では崩れない。
借金はテレポートのマスで棒引きになるので心配無用。開始直後、千葉に行ってカードを取りつつテレポートする手は結構いいのではなかろうか。
移動力重要。移動系カードには現金を惜しまず、なくなってきたら補給していくと安全。オレンジカード、オレンジカード、特急カード、特急カード、ぶっとびカードで5枚といったあたりか。常にオレンジカードで移動し、目的地までの距離と選択肢をはかって多面待ちの特急カードでゴールインする。
関東カードなどは、行き先を指定できるぶっとびカードであって使いやすいが、関東はどうせすぐ行ける場所であるから、北海道カードや九州カードの方が嬉しい。
勝ち始めたプレイヤはブロックカードを複数持っておくこと。
静岡を独占したらおもちゃは作らない。失敗時に独占とシェルタが崩れるため。
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帰る。湯河原から東京へ。車で。
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