2000/12/01 (金)

■[人の目の小さな塵。(etc)(book)]

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　今日は2001年7月11日。先々週あたりから目の中のゴミが気になる。
　2001年2月にサッカーをしていてボールを右目に直撃させ、出血して視界が真っ白になっておののいた。これは病院に行ってなんのかんの検査をし、目薬を貰い、数週間で治ったのだが、そういう経緯から飛蚊症というのが怖い。よって医科大学へ行く。
　途中本屋へ寄り野尻抱介「ピニェルの振り子」を買う。冷血娘発見。冷血娘すなわち時折見せる心の鎧の隙間萌えであるが、モニカ嬢はその隙が2行、多く見積もって4行しかない。
　概算270頁で各頁17行だから、4590行。モニカ登場率を雑に0.5として2295行。f=4/2295=0.0017だ。すげえ！　何が。
　あと密航した主人公が容赦なく船外投棄される演出が嬉しい。大人のルール*1を舐めた話ばかりというのはよくない。
　病院ではなんのかんの検査をし、目薬を注され、視力検査して「大丈夫だろう。ゴミが増えたら来い」。

* 1:
　あるいは、命を賭ける覚悟。
　密航者を許す話はたくさんあるが、それだけだと密航は気軽なものになってしまう。その船に乗り込むことになるという結果が同じでも、いったん放り出すという一捻りが技だ。

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