bでも十分上にソートされるはず日記
2002/03 その2

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2002/03/13 (水)

[女優と萌え絵の顔。服と小物と背景。女の子は昆虫だ!(movie)(comic)]

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1999/11/07/01aからの続きか?
2001/06/13/01bからの続きか?
 かつて押井守がいわく、アヴァロンを撮影してたとき、女優の顔には何重にもデジタルエフェクトでフィルタ リ ングして小皺とかノイズのたぐいをとりのぞいた。女性の顔は、情報量が少ないほうが 好まれるようだ。男性は逆かな?
 で、僕は中村博文とか、最近では天広直人の絵とかけっこう好きなのだけれ ど、 たしかに顔の情報量は少ない(萌え絵に様式化されてる)。そして、彼らの絵の特徴に 、 服とか持ち物とか背景とかがかなり精緻に描きこまれてて、情報密度が高くなってるこ と があげられる。中村博文の小物や背景の独自性、多様性は素晴らしく、引き込まれる。「蓬莱学園」の世界観の半分は、彼の絵が支えていたのではないだろうか……誉めすぎ? ともあれ、萌え絵の顔と独自緻密な装備背景、その情報量の差、ここに著しいギャップがある。
 つまり、彼らの絵は、

a:読者が安心して眺められる一般化・様式化した顔と、
b:彼らの作家性というか特有の世界を主張する服や持ち物や小物や背景と

から成るのではないか?
 そして、a(顔)は様式化されており低情報量であり、b(服)は着替えることができる ので、キャラクターを見分けるのに困る。そこで、

c:複数のキャラクターを見分けるために、交換不能で、しかも情報量のある、さまざまな色あるいは髪型の髪

があって、abcの3つの部分から、彼らの絵の女の子は成るのではないか?
 つまり、女の子は頭部・胸部・腹部から成るのではないか?
 女の子は昆虫だ!
 女の子昆虫説。


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