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2002/11/06/01bでより詳しく。
バガボンドが許せないのは、第一に、武しゃんがバッタバッタと相手を打ち殺すところである。当時の剣士というのは皆そういう覚悟だったのだ、とするのなら、吉岡の御曹司や柳生の爺さんはなぜ武しゃんを今のうちに殺しておかないのか。将来立ち会えば負けて死ぬかもしれない。何人か身内が現に死んでもいる。今、ここで、5人がかりくらいで殺しておくべきでは？
連中がそれをしないのは、連中が変人だからであり、
つまり武しゃんより強い連中が皆変人である。
許せん。
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しかし真に許せんのは、武しゃんがゲーマーとして厨であることだ。どちらが強いか、最強は誰か、という話をするときには、互いのプレイヤーがルールを確認しなくてはならない。2人が違うルールで遊んでいては、強い弱いは言えない。相互確認したゲームを遊び競っている幸福な剣法家集団に、「本来ルールなどはないんだ」などと一段階メタに後退して乗り込んでいくのは、迷惑である。「最強」という言葉に対する世間の理解認識の浅さにつけこんだ所為といえる。
だいいち剣法など、戦国時代の戦術レベルの技術体系の、それもごく狭い範囲を切り取ったものであって、切り取り範囲の内側がゲーム、外側がルール。その境界線が幻だというなら、軍勢を揃えて国取りしろ、くそ、ちくしょうめ。
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