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神林長平の『我語りて世界あり』を100円で拾ったので読む。職業や地位だけでなく、母なり息子なりといった家庭内の役割までもが、しかも一瞬のうちに、他人と入れ換わりうる世界というSFだ。2chってこれかも。叩きなりアンチなり信者なり、一瞬で入れ替わってなんら問題ない。寝てる間に誰かが代りを努めていてくれたりする。あらためて長平先生は面白い。
しかし戦闘妖精雪風のアニメは少なくとも一点で間違っている。神林長平の主人公は楽勝キャラなのだ。暗い画面で伏せ目ぼそぼそな鬱キャラではけっしてない。相互理解とは何か? などをテーマにしてるからって登場人物が鬱々してる*1とは限らないのだ。
神林長平 ○──× 世界
400ページ一本勝ち(最初からある意味相手にしてない節がある)
庵野秀明 ×──○ 世界
26話皆殺し(気持ちわるい)
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