Date: 07/07/99 21:57:24
Member Name: xraydelta1
email: xd1@goo.ne.jp
Subject: Re1: RPGの戦闘
Genre: Game

この書き込みへのRES:
Re2: RPGの戦闘


>RPGの戦闘は基本的にHP(MP)の出し入れのみに重点をおいた
>つまらない数字遊びである。
>お互いの持ち点(HP)から、決まった法則に従って点数を
>足したり、引いたりするだけ、という小学生の算数にも劣る
>戦略性0のただの計算問題である。

まあ、SLGをはじめ、コンピュータゲームの大半は数字遊びです。
RPGの数字遊びのシステムは、比較的単純なものが多いですが、戦略性が高いも
のもあります。
というより、幾度となく繰り返される戦闘のなかで、戦略を考えることが必要とな
る瞬間が何度かある、というべきでしょうか。
ものすごく強い敵に出会ってしまって大ピンチになるとか。
非常に価値が高いのだが逃げられやすい敵(はぐれメタル)に出会ったとか。

> つまり、主人公が強くなるにつれ、倒すべき敵キャラのほうも「いい塩梅」に
>強くなっていくのである。
> 
>あるエリアである程度LVが上がって、全滅しないようになっても、
>次のエリアに行くと、計ったように(計ってんだが)前のエリアでLVが
>上がった分だけ、敵キャラの方も強くなっているのである。

レベルアップを繰り返し、幾重にも連なる「モンスターの壁」を順次乗り越えてい
くのがRPGです。

>それじゃ、まずい!

しかし、「それじゃ、まずい!」わけではありません。
RPGの面白さは成長にあるのです。
ウィザードリィにはまって昼夜なしにプレイしていた人々は、キャラクタの成長に
はまっていたのです。
グラフィックやサウンドの美しさはどのジャンルのゲームにもあります。戦闘の
戦略性はSLGの十八番です。
RPGもそれらの要素を取り入れていますが、RPG独自の要素は、成長です。

>つまり、RPGにおけるプレーヤーの役割とは、決められた情報を繰り返し、
>繰り返し、繰り返し、主人公の強さがラスボスのそれを越えるまで、入力していく
>「作業」に他ならないのである。

そう。RPGは、繰り返し戦闘し、成長していく作業です。
プレイヤの消費した時間をキャラクタの強さに変換する作業が、RPGの面白さで
す。
人はその作業に面白さを感じられなくなってしまうことがあります。
RPGに飽きてしまうわけです。
それは、しかたのないことです。
人は大抵のものには飽きます。

ただ、現在、コンピュータゲームのジャンルのなかで、グラフィックやサウンド、
演出などの技術のレベルの最先端があるのはRPGです。
例えばFFシリーズなど。
ですから、RPGに飽きてしまった人は、そうした最先端の技術が羨ましいことは
確かです。
私は羨ましいです。
ソウルハッカーズとかね。話、面白いんでしょうね。絵もいいし。
でも、RPGの戦闘をする気力がないのです。レベル上げとか。
FF7とかも、他人のプレイを観ながら、「戦闘の起こらないモードがあったら、
やるかもなあ」などと思いました。

まあ、飽きてしまったのは仕様がありません。
あまり、悪口っぽい文体をお使いにならないほうがよいのでは?