* * 一章冒頭のアルモリカ城にて。 ここはぼっ−と見てるだけで終わるステ−ジであり、実際 ただの練習ステ−ジとして存在しているようなところです 。 ロンウェ−さんを助けるというシナリオも、いまひとつ楽 しみようがないし。 しかし、ここは唯一ゼノビア人たちが勢ぞろいして戦って くれる貴重なステ−ジでもあります。 そうです。彼らをやっつけたい・・・ って、考え方が倒錯してますが、やられセリフも直接聞い てみたいじゃないですか。 そんなわけで、これはそのプレイ記録です。 現在の私の手持ちはP.S.版なのでどこでもセ−ブOK。 ならばこんなこともありえるのかも・・・と、なさそうな 話を現実にしてみるべく、奮闘してみました。 * ゼノビアさん方は強い。 デニム君とガルガスタン勢が対抗するには、城門前でしっ かり下準備をしてからです。 * アルモリカ城門前にて。 ここでカチュアとヴァイスの装備は魔法を含めて一切を没 収してしまいます。 デニム君はショ−トソ−ドのみ装備。 初期ステ−タスは基本値のままがバランスよいかんじ。 戦闘開始。 敵ボス(下愚バパ−ル)の寿命は4タ−ンが限度ですね。 デニム君はSTRカ−ドを2枚拾ってSTR+6ポイントとした 後、バパ−ルのとどめを刺します。 これでLV.2に。 LV.をあげておくことが一番重要な下準備です。 * そして城内へ突入。 各ステ−タスを少し紹介しておきましょう。 デニム:STR.40 AGI.27でスタ−ト。 ショ−トソ−ドのみを装備でW.T.は530(カノぷ 〜より1速い設定) H.P. 14/63(瀕死)(重要) ミルディン:H.P. 37/83(前ステ−ジでデニム君とバパ− ルがダメ−ジ与えてます)(重要) ギルダス:H.P. 77/85 他:変わりなし * 城内の戦闘開始。 ゼノビアさん方の移動タ−ンがまず終了します。 続いてガルガスタン側の総攻撃。 前のマップでH.P.を削っておいた甲斐があり、敵3人分の 攻撃にしてミルディン早くも倒れることに。 「ここで朽ち果てるわけにはいきません! 騎士として失格ですね、私はッ!!」 おおっ、初のやられセリフです。 やりましたっ!こんなかんじで全員のセリフを聞いてみよ うではないですか。 なんだかミルディンはまじめに反省してしまってるみたい です。 あっけなかったんで、妙にセリフがしみいってしまいまし た。 * そのころのランスロットは瀕死のデニム君の回復で手いっ ぱい。 フフフ、私の手の中で踊っていただきましょう。 * 続いてギルダスも2タ−ン目の同じく3人目にて撃沈。 「このオレが撤退するハメになろうとは! う〜〜、カッコ悪る〜ぅ!!」 ごめんねと思いつつ、こっちはニヤリ。 ギルダスっぽい可愛いセリフだなぁ。 ここでなんと、敵アマゾネスがレベルアップしてしまうお まけハプニングまで。(特に影響なかったものの) そっか、敵だってレベルアップするんだ。 * 敵陣に入りこまないウォ−レン・カノぷ〜の二人はデニム 君が倒す必要ありです。 ウォ−レンは3タ−ンできっちり倒せる攻撃力に設定して あるので、ひたすら斬りつけるだけO.K.です。 ここで気を付けるのはデニム君のH.P.調整。 常にタ−ゲットより低く保つことが大切。(ランスロット の回復をデニム君にあてるため) あとは戦闘自体が3タ−ンもつようにもちこんで、ウォ− レンを背後からとどめです。(酷い光景だわ) 「よもや逃げることになろうとは!? 老いたということかッ!!」 うん、普通この人ダメ−ジ貰うことすらないもの。 信じられないって空気が滲んでました。 いや、年って気づいてショックなのかな? それは遅いだろ・・・ * 少し難しいのはカノぷ〜攻略。 歩数も違うし、普通には倒せないなぁ。 しかたなくシミュレ−トでよさげな行動パタ−ン探しから です。 クリティカルを含む少し複雑なパタ−ンながら、ありまし た。 右手方向にて敵ボスとの密接正面同士の討ち合いとなるパ タ−ンが存在。いただきです。 敵ボスのおかげもあり、カノぷ〜もようやく退散。 「ゲッ!敵に背を向けねばならんのか! 我ながら情けないぜッ!!」 あら、もっとおちゃめなセリフを期待してましたが、案外 まじめ。 しかし苦労の末だったため、セリフが聞けただけでも晴れ やかな気分になれたのでした。 * ところが・・・ 白ランスさまだけは、それでも倒せなかった・・・ 硬すぎます・・・ しかもこの人、自分のH.P.が50を切ると、自分にヒ−リン グをするらしい。 なんで?! 目の前でデニム君が一桁のH.P.でいるというのに、まずは 自分の回復というランスロットさまでありました。 聖騎士のイメ−ジが・・・ 自分を犠牲にしてでも仲間を助けてくれるんじゃないんで すか?! 白ランスさんッ!! いや、それよりこれでは倒せないっちゅ−のよ。 * でも最後の一人を諦めた場合、この企画は実につまらない ものになってしまう。 そのうえ私は諦めが悪いのであった。 もう一度考えてみたのです。 * ランスロットを直接倒してしまおうということに、無理が あるのかもしれない・・・ そんな考えが浮かんだ時、突破口がわずかに見えた気がし ました。 * とにかくデニム君を限界までパワ−アップしてみよう。 改めてデニム君をチェック。 と、かなり改正できそうな点を発見しました。 ・エレメントの相性を考える ・初期パラメ−タを特別仕様に変更する ・城内をLV.3からスタ−トできないか ・城門前でもう一枚カ−ドを拾えないか ・城内ではボス用に回復アイテムも持ち歩く この辺がどうにかなるかもしれません。 城門前に戻って新たな下準備からやり直しです。 ・初期パラメ−タはAGI.とSTR.のバランスを考えたところ 、いじれないことが判明。(なんてこった、結構期待し ていた部分なのに) ・城門前でLV.3にはなりようがなさそう。(くぅ〜・・っ 、無理ですか) ・・・早速ボツ案が続いてしまった。しかし、 ・バパールを投石で倒すための戦闘パタ−ンのマイナ−チ ェンジに成功。三枚目のカ−ドを拾ってから石を投げて の勝利をゲット。 ・エレメントをチェック。ランと反転させる。 ・回復アイテムを3つ装備。(重いが、我慢)(ランと同 じW.T.になってしまったけど) たいした変化じゃないけど、みてろ〜。 * 再度城内突入。 だいたいさっきまでと同じパタ−ンでミルディン、ギルダ ス、その後ヴァイスが撤退。 ガルガスタン勢もソルジャ−は全滅してしまい、ここまで は互角の闘い。 まぁ、実際はここで互角というのも凄い事なんですけど。 そして肝心のボス(騎士アガレス)はこの時点で殆ど無傷 のまま残っていました。 十分いいパタ−ンではないでしょうか。 さて、私自身のタ−ゲットはウォ−レンです。 射程が長く、確実にヒットするナイトメアは脅威だと気づ いたためです。 これさえなければ戦闘が終わるパタ−ンを防げるのではな いかというのが、今回の思惑。 永久にターンが続きさえすれば、ランスロットを倒すチャ ンスも出てくるはず。 しかも・・・ウォ−レンを倒すことで・・・ デニム君の経験値は、一気に100近くににUPしていたの です。 これは重要なポイントでした。 次のタ−ンにて、ついにデニム君も念願のLV.3に! 更にこのフロアでも一枚カ−ドをゲット。 STR.53にまで飛躍! 冒頭はSTR.27だったので、ド−ピングも含め、実に26ポイ ントも強くなった計算です。 凶悪ですよ、今回。 * カノぷ〜の命中率は完ぺきではないため、ロ−ドを繰り返 して可能なかぎりの攻撃を空振りさせることができます。 アマゾネスに対しては横からでもHIT率98%みたいです。 気は遠い話ですが、2・3回ほどアマゾネスに2%の可能 性を生き残ってもらいました。(疲) ランスロット対策はもちろんヒ−リングを使わせ続けるこ と。攻撃なんぞさせませんよ。 この人はある意味扱いやすかった。 アイテムを持ち歩いたことも役立ち、アガレスを回復して あげて命拾いする場面も。 気づくと、ウォーレンがいなくなってから敵がほぼダメ− ジ無し状態になったし、敵アマゾネス二人がレベル3に成 長しているし、すっかりガルガスタン優位。 むしろデニム君が集中攻撃の的になりはじめ、なぜか苦し いことに。 あらら? * カノぷ〜退散。 さっきの苦労がアホらしいくらいのやられっぷり。 弱ぁ・・・とか思ってしまうくらい。 STR.53のデニム君とLV.3のアマゾネスが相手では、さすが に分が悪いようでした。 デニム君がざっくりH.P.を減らすと(快感)、あとは集中 攻撃を浴びてノックアウトです。 ついでにアマゾネスの頭数も減らしてしまい、2対2の最 終局面となりました。 (一応付記。おねえ様もこのへんでやられちゃってます) * 終わりは見えはじめた・・・ しかし、ランスロットの思考パタ−ンはやはりくせもので ありました。 H.P.50以下からは一気にいかないと、いつまでも繰り返し の作業を続けるはめになってしまう。 しかしこれは意外にあっさり解決しました。 敵二人とデニム君でランをはさみうちに、まず。 デニム君斬りつける。 背を向けてるランにアマゾネスの射撃、続いてアガレスの 攻撃。 ランはヒ−リング(ここでアガレスを殺れば終わるという に・・・)。 デニム君、アマゾネス、アガレス。 ここで決着しました。 「ムムム・・・、ここで死ぬわけにはいかん! すまない、デニムくん!」 ・・・・ ああ、もういいです。 セリフつまんなくても。 本当に聞けるなんて・・・ ・・・やりました! もはやセリフを聞く喜びよりも成し遂げた感動が勝っちゃ ってますよ・・・はひ−。 * いやはや、ゼノビアさまがた、いじめてごめんなさいでし た。 * 最後に城内に残ったのは三人だけ。 がらんとした城内は寂しい様相になっていました。 ・・・ついでだ。 用済のアガレスも倒してしまい、ステージクリア。 どうなるんだろう・・・ すると何事もなかったようにイベント画面へ。 あたりまえでありました。 * 詳しいフロ−チャ−トにはしてませんので、興味を持たれ た方はチャレンジしてみてくださいね。 おかしな疲れがたまりますが、ゼノビアさん方への愛があ れば大丈夫でしょう。 何にせよ、タクティクス・オウガはいろんな意味で遊ぶべ くして存在するゲ−ムだと私は思っています。 みんなでこってりした遊び方をしてゆきましょう(^ ^) 2001年だっていいじゃないか。